日本酒の造り方

日本酒は、並行複発酵と呼ばれる、世界でも例を見ない醸造方法により造られています。
近年、機械化やIT制御などが進んでいる蔵元もありますが、基本的には人間の手による
部分が多く、古来よりの醸造方法が継承されている事が、国酒と呼ばれる所以です。

ここでは、久保田酒造が実際に行っている醸造方法による日本酒の造り方を簡単に
ご説明いたします。
@精米

酒造りに使うお米は酒造好適米と呼ばれ、専門の
農家に契約栽培してもらいます。

玄米は酒の雑味の元になるタンパク質や脂質が
含まれているので、精米し取り除きます。
本醸造では60%、吟醸酒では50%位磨きます。
A洗米・浸漬

限定吸水

精米された米は10Kづつネットに入れて、全て手洗いします

限定吸水とは、最適な水分を均一に米に吸わせるる為に、
ストップウッチで秒数を測りながら洗米、浸漬を行い
米の芯まで浸透させる方法です。
B蒸米
米のデンプンを糖化させやすくするために、米を蒸します。

蒸しあがった米は、放冷機に入れて冷まされます。
C麹(こうじ)

麹室の中で、蒸米に米麹を掛け、微妙な温度管理
のもとで約48時間かけて麹が造られます。
米のデンプンを糖化・分解し、酒母や醪の発酵を
促す麹は、酒造りの大きな要となります。
D酒母(しゅぼ)

5℃に設定された酒母室の中に置かれた小タンクで、
麹に酵母・水・蒸米・乳酸を加え、酒母を造ります。

乳酸により有害菌の繁殖を抑え、力強い
清酒酵母だけを育てていくことが出来ます。
E醪(もろみ)

仕込タンクに酒母・麹・水・蒸米を三回に分けて仕込み
(三段仕込)低温で醪を発酵させてゆきます。
外気温や湿度などに影響される為、小まめな
温度管理が必要とされます。

F上槽(じょうそう)

約1ヶ月程かけて、熟成した醪は粥のような状態で
あるため、これを搾り、酒と酒粕に分けます。
瓶詰め

上槽されたお酒は、品質安定の為に濾過や火入れなどが
行われ瓶詰めされる物と、しぼったそのまま瓶詰めされる
無濾過生原酒があります。

20BY酒造り(平成20年10月〜平成21年3月)の様子
18BY酒造り(平成18年10月〜平成19年3月)の様子
15BY酒造り(平成15年11月〜平成16年3月)の様子

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